GenEdit からのファームウェアアップデートの手順 --Macintosh--

  1. ご利用のGeNetXデバイスに対応するファームウェアファイルをコンピュータにダウンロードします。
     
  2. .sea ファイルを解凍します。

  3. コンピュータにMIDIインターフェイスが接続されていることを確認し、MIDIインターフェイスのMIDIインとGeNetXデバイスのMIDIアウト、GeNetXデバイスのMIDIインとMIDIインターフェイスのMIDIアウトをそれぞれMIDIケーブルで接続します。
     
  4. GeNetXデバイスに失われたくないデータが存在する場合、まずはGenEditを起動してユーザーデータのバックアップを行います。GenEdit以外のアプリケーションはすべて終了させてください。
     
  5. GenEditのOptionsタブをクリックし画面を切り替え、Download OS ボタンをクリックします。
     
  6. ファームウェア選択のためのダイアログが表示されます。Device Typeのプルダウンメニューから、ご利用のGeNetXデバイスを選択します。
     
  7. Browseボタンをクリックし、先ほど解凍したファームウェアOSファイルを選択します。複数のファイルが存在する場合には、以下の例を参照して、最新のファームウェアを選択してください。

    ファイル名は、アンダーバーの左側がモデル名、右側がファームウェアバージョンナンバーを示しています。例えば、GNX3_16.h00 であれば GNX3 Version 1.6 となります。
     
  8. Startをクリックすると、アップデートが始まります。
     
  9. アップデートに成功したら、GenEditをいったん終了させます。
     
  10. GeNetXデバイスは自動的にハードウェアリセットを開始します。エクスプレッション付きモデルの場合には、ペダルキャリブレーションの設定とV-Switchの感度設定を行う必要があります。
     
  11. 4)で作成したバックアップを、GenEditを使ってGeNetXデバイスへ戻します。

アップデートに失敗した場合の対処方法 --Machintosh--

アップデート中に、MIDIシステムエクスクルーシブデータの転送に問題が発生した場合、アップデートが途中で中止されます。この場合、GeNetXデバイスにはOSが存在していないため、起動することができません。一見、ディスプレイもLEDも点灯しないので、本体の故障かと思われるかもしれませんが、起動していないだけで本体は正常です。このような状態に鳴った場合には、あわてずに以下の手順を試してみてください。

  1. ご利用のMIDIインターフェイスが正常にシステムエクスクルーシブデータを扱えるものか確認してください。弊社の動作チェックしたインターフェイスがこちらに記載されています。
     
  2. コンピュータを再起動させます。自動的に起動するアプリケーションがあればすべて終了させます。

  3. コンピュータにMIDIインターフェイスが接続されていることを確認し、MIDIインターフェイスのMIDIインとGeNetXデバイスのMIDIアウト、GeNetXデバイスのMIDIインとMIDIインターフェイスのMIDIアウトをそれぞれMIDIケーブルで接続します。
     
  4. 上記の4〜7を行います。
     
  5. GeNetXデバイスの電源をオフします。
     
  6. Startをクリックすると、アップデートを開始します。
     
  7. GenUpdaterのステイタスウィンドウに「Trying to connect to the target」が表示された瞬間に、GeNetXデバイスの電源をオンします。
     
  8. GeNetXデバイスの電源をオンにするタイミングは非常にシビアです。タイミングに失敗した場合にはステイタスウィンドウに「Could not dear the targets LEDs」と表示されます。この場合には、4〜7の手順をタイミングを探りながら繰り返してください。
     
  9. アップデートが開始されたら、上記9〜11の手順を行いアップデート完了させてください。

もしも、ご自身で問題を解決できない場合には、弊社にご相談ください。