GenEdit からのファームウェアアップデートの手順 --Windows--
- ご利用のGeNetXデバイスに対応するファームウェアファイルをコンピュータにダウンロードします。
- .zip ファイルを解凍し、解凍されたファイルすべてをGenUpdaterのOSフォルダに移します。標準インストールした場合、OSフォルダは以下にあります。
C:\Program Files\DigiTech\GenEdit\GenUpdater\OS
- コンピュータにMIDIインターフェイスが接続されていることを確認し、MIDIインターフェイスのMIDIインとGeNetXデバイスのMIDIアウト、GeNetXデバイスのMIDIインとMIDIインターフェイスのMIDIアウトをそれぞれMIDIケーブルで接続します。
- GeNetXデバイスに失われたくないデータが存在する場合、まずはGenEditを起動してユーザーデータのバックアップを行います。バックアップ完了後はGenEditを終了させてください。
- GenUpdaterを起動します。GenUpdater以外のアプリケーションはすべて終了させてください。
- Productのプルダウンメニューから、ご利用のGeNetXデバイスを選択します。さらにMIDI Input Device / MIDI Output Deviceのプルダウンメニューから、GeNetXデバイスのMIDI接続されているMIDIインターフェイスのポートを指定します。
- Select Versionボタンをクリックし、ファームウェアOSファイルを選択します。複数のファイルが存在する場合には、以下の例を参照して、最新のファームウェアを選択してください。
ファイル名は、アンダーバーの左側がモデル名、右側がファームウェアバージョンナンバーを示しています。例えば、GNX3_16.h00 であれば GNX3 Version 1.6 となります。
- Openをクリックすると、アップデートが始まります。
- アップデートに成功したら、GenUpdaterを終了します。
- GeNetXデバイスは自動的にハードウェアリセットを開始します。エクスプレッション付きモデルの場合には、ペダルキャリブレーションの設定とV-Switchの感度設定を行う必要があります。
- 4)で作成したバックアップを、GenEditを使ってGeNetXデバイスへ戻します。
アップデートに失敗した場合の対処方法 --Windows--
アップデート中に、MIDIシステムエクスクルーシブデータの転送に問題が発生した場合、アップデートが途中で中止されます。この場合、GeNetXデバイスにはOSが存在していないため、起動することができません。一見、ディスプレイもLEDも点灯しないので、本体の故障かと思われるかもしれませんが、起動していないだけで本体は正常です。このような状態に鳴った場合には、あわてずに以下の手順を試してみてください。
- ご利用のMIDIインターフェイスが正常にシステムエクスクルーシブデータを扱えるものか確認してください。弊社の動作チェックしたインターフェイスがこちらに記載されています。
- コンピュータを再起動させます。自動的に起動するアプリケーションがあればすべて終了させます。
- コンピュータにMIDIインターフェイスが接続されていることを確認し、MIDIインターフェイスのMIDIインとGeNetXデバイスのMIDIアウト、GeNetXデバイスのMIDIインとMIDIインターフェイスのMIDIアウトをそれぞれMIDIケーブルで接続します。
- 上記の5〜7を行います。
- GeNetXデバイスの電源をオフします。
- Openをクリックすると、アップデートを開始します。
- GenUpdaterのステイタスウィンドウに「Trying to connect to the target」が表示された瞬間に、GeNetXデバイスの電源をオンします。
- GeNetXデバイスの電源をオンにするタイミングは非常にシビアです。タイミングに失敗した場合にはステイタスウィンドウに「Could not dear the targets LEDs」と表示されます。この場合には、4〜7の手順をタイミングを探りながら繰り返してください。
- アップデートが開始されたら、上記9〜11の手順を行いアップデート完了させてください。
もしも、ご自身で問題を解決できない場合には、弊社にご相談ください。