Combination after Combination
TimeBenderでは、いくつかのコントローラを組み合わせてセットアップすることで、様々なディレイ効果が得られます。
ロカビリースラップ
Variavble Head Tapeディレイタイプを選択し、ディレイタイムを150msにセットするか、タップテンポ機能で好みのディレイタイムをセットします。Repeatを10%に、Toneを10時にセットしてみてください。
クリスタライズレイヤー
Digitalディレイタイプを選択し、PatternをStrumにセットしてからストルミングで適当なリズムを入力します。Toneを2時くらいにセットして、ゆっくりとしたコードストロークをプレイしたり、リズムカッティングしてみてください。Repeatを上げていくとフレーズの多重レイヤーが積み上げられていきます。
ベースライン
Analogディレイタイプを選択し、ディレイタイムを最小(10ms)、Repeatを最小、Voicingで8Lを選択、PatternはP1を選択、Mixを最大(ドライオフ)にセットします。1オクターブ下にピッチシフトされたサウンドだけが出力されるため、ギターでベースラインが演奏できます。
ハーモニー
上記ペースラインの設定のまま、Digitalディレイタイプを選択し、Voicingで3H5Hを選択します。Mixを3時(ドライも出力される最大ディレイレベル)にセットし、ストルム機能を使って演奏する曲のキーを設定します。設定したキーのスケールノートを演奏すれば、3度上と5度上のハーモニーがリアルタイムに付加されます。
オートアルペジオ
上記ハーモニーの設定のまま、ディレイタイムを500msくらいに、PatternをP7にセットします。設定したキーのスケールノートを演奏すればオートアルペジオの完成です。Repeatを適度に上げれば繰り返しが増え、Modulationを少量加えれば厚みも増します。
テープストップ効果、テープ早送り効果
TimeBenderにパッシブボリュームペダルを接続します。Variable Head Tapeディレイタイプを選択し、ペダルをかかと側へ戻した状態で、Repeatを40%くらい、ディレイタイムを200msくらいにセットします。ペダルをつま先側へ送り、ディレイタイムを2000msくらいにセットします。ペダルがかかと側の状態で演奏し、ペダルを徐々につま先側へ送ればテープストップ効果、つま先側の状態で演奏し、ペダルをかかと側へ徐々に戻せばテープ早送り効果が得られます。Moving Head TapeやAnalogディレイタイプを選択すれば、効果の異なるテープストップ/早送り効果が得られます。
Specifications
入出力端子
入力(L/R):
1/4 インチ モノラル ジャック(アンバランス、Tip/Sleeve)
最大入力レベル: +6 dBu
入力インピーダンス: 1 M Ω
出力(L/R):
1/4 インチ モノラル ジャック(アンバランス、Tip/Sleeve)
最大出力レベル: +12 dBu
出力インピーダンス: 1 k Ω
フットスイッチ:
1/4 インチ ステレオ ジャック(Tip/Ring/Sleeve)
エクスプレッションペダル:
1/4 インチ モノラル ジャック(Tip/Sleeve)、
100k Ω〜 500k Ωのパッシブ エクスプレッション ペダル専用
(パッシブ ボリューム ペダル)
デジタルパフォーマンス
サンプリング周波数: 44.1 kHz
ビットデプス: 24-bit Processing
メモリーキャパシティー
ディレイタイム: モノラル/ ステレオ 最大5秒
LOOPER: モノラル 最大20 秒
電源
専用パワーサプライ: PS0913B - 100, 100 VAC, 50/60 Hz
電源入力: 9 VAC 1.3 A
消費電力: 7 Watts
サイズ: 170mm W x 142mm L x 66mm H
重量: 1.3kg(パワーサプライを除く)
※ 製品の品質向上ため、予告なく仕様変更する場合があります。