20数年前、DigiTechで初めてルーパー機能を持ったPDS8000を世に送り出したとき、ループの長さは8秒が限界でした。2005年、初代JamManによってループの長さは分単位に進化し、内蔵メモリーに24分、外部メモリーカードには約6.5時間ものループがストックできるようになりました。
そして今、新しいJamManシリーズでは、1曲のループ長は最大10分、内蔵メモリーに35分/99ループ、外部メモリーカードに16時間/99ループ(8GB SDHCメモリーカード装着時)という途方もないループがストックできるように進化しました。
JamMan DELAYでは、初代JamMan同様のフル機能に加え、ステレオループへの対応、リバースプレイバック機能の追加、フットコントロール機能の強化を行い、最長35分ぶんのステレオループ(44.1kHz / 16bit)を追加オプション無しで持ち歩くことができます。また、リアパネルにメモリースロットが装備され、8GBのSDHCメモリーカードを装着することで、約16時間/99ループのメモリーエリアを追加することが可能です。
より高度なパフォーマンスを目指すプレイヤー向けに設計されたJamMan DELAYでは、プログラム可能でパワフルなステレオディレイが組み込まれています。最長16秒のディレイタイムを持ち、8つのディレイタイプを有するステレオディレイは、事実上いかなるディレイサウンドをも創造できる柔軟性を誇ります。オリジナルのディレイセッティングは、3つのディレイメモリーに保存でき、本体の3つのフットスイッチで瞬時に呼び出すことができます。また、オプションのエクスプレッションペダルを接続すれば、2つのディレイセッティング間をシームレスに移動するモーフィング機能も利用可能になります。タップテンポ機能、ループのテンポへのシンクロ機能、マルチプライアー機能(ディレイタイムを音符で算出)など、ディレイ専用機並のサポート機能も充実しています。
USB端子をWindows PCあるいはMACに接続すれば、無償提供されるJamMangerソフトウェアを使ってのループ管理が利用できます。PCへのループのバックアップ、ライブ演奏順に沿ったループの並べ替えなどが、視覚的に容易に行えます。
JamManager [英語版]
現在のバージョンでは2バイト文字(漢字、全角ひらがな、全角カタカナ)への対応が不完全です。ファイル名やフォルダ名に2バイト文字が含まれている場合、インストールに失敗したり、ファイルの読み込みや書き出しが正しく行われないことがあります。動作に不具合を感じたときには、あらかじめファイル名やフォルダ名を1バイト文字(半角英字)に変更してからご利用ください。
デモ ムービー
Looping on the JamMan Delay with Rikk Beatty
デモ ムービー
谷川史郎氏によるJamMan Stereoのデモンストレーション。
Owner's
Manual [英語版 16.3 MB]
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